「失われた十何年」と言われて久しい日本が、戦後70年をかけて先人が築いてきた地位を経済・技術のみならず多くの分野で失いつつあります。その大きな要因の一つに、日本国内だけを見て日本から海外を俯瞰したり、もしくは、海外から日本を客観したりする視点が欠けている事にあると考えます。

そうした中で、情報通信システム分野において最もお客様に近い「システムインテグレーション」「インストレーション」「メンテナンス」という役割を担う私たちSI&エンジニアリング企業に何ができるかと考えた時、大きく２つの方法があると考えます。

一つは、日本の文化に根ざしたこの国の強みである、”既存システムを生かしながら、運用やシステムをアップデートしていく” 事をこの分野で実践し、それをアジア地域を中心に広めていく事であると考えます。

そしてもう一つは、国内で従来一般的に普及されているものだけではなく、国内外の先進技術やサービスを積極的に提案に取り入れ、それをお客様とひざ詰めで改良をしていく事でご提案システム自体を国際競争力があるものにしていく事だと考えます。

思えば私たちの先輩たちは、お客様からの「お困りや、難しいお問合せ」に対し、実に真摯に取り組まれ、また国内外の新しい技術やサービスを謙虚にそして積極的に取り入れ、その積み重ねの中でお客様の抱える真の問題を解決する事で、日本のみならず世界に対し日本ブランドの信頼を得てきたのかもしれません。

そして今、私たちは環境・紛争など実に多くの課題を抱え、日本の多くの企業もそれらの課題に取り組む事を求められてます。

当社も、「システムインテグレーション」「インストレーション」「メンテナンス」といったSI&エンジニアリング分野において、東アジアの平和と安定、そして地球環境の改善に微力ながら貢献をしていきたいと考えています。

システムソリューションの、その一歩先へ。社会とお客様とともに。
CTDネットワークスは、挑戦をし続けます。